神霊YHVH

YHVH【出身地:イスラエル】

 ユダヤ教の神。唯一神。万物の創造主とされる。ヘブライ語の神を示す神聖四文字をラテン語に置き換え、便宜的に母音を補い「ヤハウェ」という。『真・女神転生』には各宗教のさまざまな神々が登場するが、ヤハウェを創造主として扱い、神々もヤハウェが造りだしたものと位置付けているようだ。

 ヤハウェは世界のはじめから存在したが、原初の世界は混沌としており、天と地の区別もなく、大きな水の集まりであったという。ヤハウェは世界を創造していき、エデンという土地に生命の樹と知恵の樹の生えた庭園を作った。そして土から「アダム」を造り、アダムのあばら骨から「エヴァ」を造りだしたのである。その後、アダムとエヴァから「カイン」と「アベル」という兄弟が生まれ、以降、数多くの子孫が地上に増えていった。しかし神の手を離れ悪行を重ねる人間たちに愛想が尽きたヤハウェは、のちに洪水を起こし、人類を粛清している。

神霊エロヒム

エロヒム【出身地:イスラエル】

 ユダヤの古代太陽神。普通は神と訳される。またYHVHの別名としても用いられた。カバラ神秘学大系の生命の樹においては、10のセフィロートの一つ、イェホヴァーが司る理解(ビナー)に対して、知恵(コクマ)として位置付けられる。

 太陽のセフィロートであるイェソドの女神、エローアに対する男性名詞の複数形であることから、「神々」という意味が原形ではないかと思われる。こうした解釈の上からは、聖書が別の形で読み取れる。聖書には「はじめにエロヒムが天と地を造りたまえり」とあるからだ。神々ととると、唯一神が一人で世界を創造したのではないことになる。また、聖書では「エロヒムはアダムを造った」と書かれている。さらに「その後イェホヴァー・エロヒムはアダムを形造った」とあるので、エロヒムが霊的に創造し、イェホヴァー・エロヒムが肉体と霊を結合させたのが分かる。

神霊シャダイ

シャダイ【出身地:イスラエル】

 生命の樹セフィロートの一つであるイェソドの支配者。

 イェソドは霊と肉の結合の神秘を司っており、その力は月と関係する。実際地球上の生命はすべて宇宙の電磁波の影響によって、その生成のサイクルを形作っており、月は電磁波の嵐である太陽風を遮るために生命に多大な影響を与えている。生命においての電磁波の影響は肉体に直接なされるのではなく、霊体、あるいは霊と肉体をつなぎあわせているものに影響を与えるようである。

神霊ツァバト

ツァバト【出身地:イスラエル】

 万軍の主と意訳される。やはり神名であり、厳密に言うと「万軍」であるため、複数であり、森羅万象に浸透した神の光であろうと解釈できる。

 ツァバトの力は、「神の儀式」と呼ばれる魔術によって呼び出される。13人の神官が手をつなぎ、回転しながら踊り、祈祷することでツァバトの神の力を得るという。すなわち自然に浸透するエーテル体のパワーの神格化がツァバトであると言える。

神霊アダム

アダム【出身地:第3新東京市】

 GAINAX原作のアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場した使徒。実はアダムではなく、「リリス」であるということがのちに判明するが、今回はあえてアダムという名でエントリーすることにした。また劇中では胸にロンギヌスの槍が突き刺さっている。

 旧箱根地下で発見された巨人。第3新東京市はアダムの禁固及び隠蔽、更には使徒からの防衛のために、アダムの直上に建設された。顔はゼーレの紋章が描かれた仮面が被せられ、身体は十字架に杭で打ち付けられている。アダムはロンギヌスの槍を刺された状態では下半身が失われていたが、槍を抜いた途端に下半身が再生(?)した。このことからロンギヌスの槍には使徒の力を弱めるような力があったと推測できる。

 詳しい説明は省くが、母なるリリスに全人類を還し、新たに生まれなおすことが、ゼーレの考える『人類補完計画』であったらしい。またこのアダム(リリス)をコピーしたものがエヴァ初号機であるようだ。1997年の劇場版「まごころを、君に」では綾波レイと同化、巨大化した。